小泉今日子「あまちゃん」挿入歌で紅白復帰!?

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインの母・春子を演じる女優、小泉今日子(47)がグンと注目を集めている。

(以下引用)
今週の放送「おらのママに歴史あり」では、高校時代にアイドル志望だった春子が長年封印していたナマ歌をドラマ内で披露する。アイドル時代のキョンキョンの姿を重ね合わせるおじさんファンには涙モノのお宝場面となりそうだ。

 小泉が18日までのドラマの中で披露することが決まった挿入歌「潮騒のメモリー」は、いかにも1980年代に歌われていそうなバラード調のオリジナル曲。

 「脚本を担当する宮藤官九郎が作詞し、オープニング曲を手がける大友良英とのコンビで約5分で書き上げた。86年公開の架空のアイドル映画『潮騒のメモリー』の中で、今は大女優の鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が歌手デビューを果たした主題歌という設定で、甘く切ない歌詞が特徴です」(番組関係者)

 実際の小泉の大ヒット曲「渚のはいから人魚」(84年)をほうふつさせる歌詞「マーメイド」も織り込まれている。小泉も「楽曲の世界観を大切に、全力で17歳のマーメイドな気分で歌いました」とコメントを寄せていることから、オールドファンの人気が再燃しそうだ。

 「小泉は、純真無垢なヒロインを演じる19歳の能年玲奈との対立がリアル。生活に疲れた陰ある母親役をほぼノーメークで務め、アイドル時代からの月日の長さを感じる」と懐かしむのは芸能評論家の肥留間正明氏。

 キャスティングに詳しい広告代理店関係者は、「もともと小泉個人が持つ潜在視聴率は9・7%。米倉涼子は12・3%でトップ。天海祐希らの主役級が10%そこそこ。『あまちゃん』効果で小泉人気が再燃しそう」と話す。

 先週の写真週刊誌「FRIDAY」で、ヒロインの同級生を演じる女優、橋本愛(17)と若手俳優の熱愛が報じられたが、番組のダメージはほぼゼロ。週明け13日の放送も20・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と高視聴率をキープしている。

 ドラマでは小泉演じる春子が、「アイドルになると取材や追っかけ、ストーカーに悩まされる。それでもいいのか」といった内容の台詞で娘を諭す場面もあった。アイドルの表と裏を小気味良く描く脚本が、現実のスキャンダルを逆手に取った形だ。

 春子の歌は現在、配信やCD化が未定だが、18日以降も9月28日の最終回まで何度も披露されるという。

 「後半の鍵を握る曲で、ドラマ上でオリジナルを歌う薬師丸ひろ子の歌唱も聴けるかもしれない。NHKの朝ドラでは、かつて『ふたりっ子』(96年)の挿入歌を女優の河合美智子が劇中の歌手・オーロラ輝子として歌い大反響。CD化されて75万枚を売り上げ、その年の紅白歌合戦に出場している。ひょっとすると、小泉と薬師丸の豪華競作で紅白復帰なんてサプライズが用意されているのかも」(引用元:zakzak)